こんにちは。船橋市のタウン誌「ふなばし再発見!!マガジンMyFuna」、インターネットニュースの「MyFunaねっと」「船橋経済新聞」などの編集をしているやまけんです。

今回は袖ヶ浦市をらーめんによってPRしているらーめん店「霧笛」の店主・島村忠通さんを訪ねてきました。

「がうらーめん」の歴史

島村さん、現在でこそ人気ラーメン店の店主ですが、学校を卒業して4年位はサラリーマンを経験。そこから先輩と一緒に焼肉店を経営するようになり、30歳で先輩の店から自立。そのタイミングで行きつけのラーメン店が「あと2週間で閉めることになった」というのを聞き、「じゃ、自分がやるよ」と経営を引き継いだのだとか。

本来はラーメンのつくり方を教えてくれるはずだった前の店主が、島村さんに引き継いだ途端に病気で入院。退院したらしっかり教えてくれるはずのところが…

やまけん
「じゃあ、誰かに師事しないでラーメンのつくり方をどうやって覚えたんですか??」

島村さん
「これが僕の師匠なんだ」

とおもむろに取り出したのはこの漫画…

確かにマンガって細かい部分の描写まで緻密に書かれているものが多いですけど…本当に漫画だけで覚えたんですか??って確認すると

島村さん
「ほぼ、漫画で学んだけど友人の飲食店経営者に細かい部分とか聞いたりもしましたよ。でも、ほとんど自己流。逆に知らないからできるってこともありますよねぇ」

と豪快なことをいう。

そんな島村さんが袖ヶ浦市をPRするためのラーメン「がうらーめん」に出会ったのは6~7年位前なのだとか。

袖ヶ浦をPRする目的なので「そでがうら」から「がうら」をとって「がうらーめん」なのだろう。

聞くまでもなく、当然のようにそう理解できてしまう。10年ほど前、全国的にB級グルメブームが巻き起こり、「袖ヶ浦でも何かB級グルメをやろう」という話になったのだとか。

その時にご当地ラーメンのコンテストを市で企画、「優勝したラーメンを袖ヶ浦市のご当地ラーメンにしよう」と決まったのだとか。その時に大衆中華ホサナの岩崎さんが考案した「牛乳を入れるラーメン」が優勝。「袖ヶ浦が県内でも有数の酪農の街だということを多くの人に知ってもらおう」と白いスープのホワイトガウラーメンが誕生したのだとか。

じゃ、袖ケ浦産の牛乳が入っているのか?というと話は複雑で、千葉県内の酪農家が生産する牛乳は大手のメーカーとの契約取引になっている為、一度集荷されるとどこの牛乳なのかが判別できなくなってしまうのだという。そんな事情もあって、「がうらーめん」で使用する牛乳は千葉県産の牛乳を指定しているのだ。

追記:ホワイトガウラーメンを食してきました

移住者が多いらしい袖ヶ浦

島村さん
「袖ヶ浦は実は移住者が多いんです。治安も良く、自然も豊かで住みやすい。渋滞もない。都心までのアクセスが良くアクアラインを利用すると横浜まで45分で到着できるんです。都心では狭い家に住まなきゃですが、袖ケ浦だったら駐車場も2台分のスペースは余裕。人によっては3台とか4台スペースを確保している人もいます」

現在の人口は6万5000人ほど。市域は北西から南東にかけて羽を広げたちょうちょのような形。海側は人口が増加していて、山側では過疎化が進んでいるのだとか。

袖ケ浦の自慢だという「袖ヶ浦公園」に連れて行ってもらった。

自然豊かな袖ヶ浦公園

この日は、桜も満開近くきれいに咲いている状態。本来であれば花見に興じる人たちが多く繰り出して宴会をしているであろう袖ヶ浦公園も散歩をする人々がちらほらいるくらいの状態。

こんな感じで自然を楽しみながら散策できる良い公園です。

公園を周回できる散策道を歩いていくと少し小高い丘に登るようになります。丘の上には、立派な古民家があるのですが、この古民家がまた素敵。

旧進藤家住宅

旧進藤家住宅という施設らしいのですが、この日は時間切れで中に入る事が出来ず残念…

平成2年に市に寄贈され、博物館の屋外施設として移築されたそうです。進藤家は代々の農家で江戸時代末期には知行主の代官を務めたほどの名家らしく1847年に建設された住宅であることも確認できているそうです。小学校の校外学習の場として活用されているのだとか。

それともう一軒の古民家!

竪穴式住居

こんなに古い古民家には久々に出会いました!
まさかの竪穴式住居!!

こちらも校外学習で使われるそうで、島村さんも子どもの頃に来た記憶があるのだとか。

袖ヶ浦公園とってものんびりできる素敵な場所です。
そしてこの後、島村さんとの雑談から袖ヶ浦市が千葉県内でも随一の「お茶」の生産地だということが発覚。急遽市役所に確認してお茶農園を見学に行く事にしました。

お茶の産地「袖ヶ浦市」

袖ヶ浦市のHPによると、その歴史は古く「千葉県は、古くは静岡県に次ぐ日本有数の茶産地で、市場に流通していましたが、千葉県は冬でも野菜が採れる温暖な土地であり、年中いろんな野菜が採れ、畑の生産性が高いために落花生などの野菜の生産に転換したために、現在ではお茶の生産の少ない県になりました」という事。

現在は、袖ケ浦市内でもお茶農家は数少なくなっており、

武井製茶(袖ケ浦市下泉)
星野園製茶(袖ケ浦市下泉)
福原製茶(袖ケ浦市下泉)
山本製茶(袖ケ浦市川原井)

という4軒のようです。

その内、武井製茶さんの本社を訪ねてみることにしました。このエリアに武井製茶さん、星野園製茶さん、福原製茶さんとう3軒が集まっているんです。

あった!武井製茶さん!!
こちらが、袖ケ浦産のお茶

今はまだ新茶の時期ではないという事なので、GW明けくらいに畑を見せてもらえる事になったのでその時期の再来訪を約束して今回はお茶を買うだけで退出。

島村さん
「お茶をつかったラーメンとか、ラーメンの具とか出汁にお茶とかも面白そう。地産地消で袖ヶ浦をPRするのにいい材料です」

と目をキラキラさせながら商品展開を考えています。

この日は、袖ケ浦に泊まる事にして…
袖ヶ浦駅近くのホテルに宿をとらせて頂きました。