8/26(日)葉山御用邸裏の海岸ビーチハウスでBBQ
フィロコフィアの梶さんがプロデュースする海の家で
船橋を飛び出して世界で活躍するようになっている船橋のコーヒー王子・梶真佐巳さん。
※COFFEE HUS by PHILOCOFFEA開店の際に取材でお邪魔した写真
彼が、この夏に縁あって手掛けることになったのは神奈川県の葉山御用邸裏にあるTHE SAIL HUSというおしゃれなビーチハウスの中にあるCOFFEE HUS by PHILOCOFFEAというコーヒーカウンター。
このカウンターでコーヒーを濃く抽出したエスプレッソを使った夏の海にあるアイスコーヒーとして「コーヒーソーダ」や「ピニャコラーダ」を提供。葉山の暑い夏に太陽で火照った体を内側から冷やしてくれるドリンクとして大成功をおさめたそうだ。
その集大成として、「海の家最後の週末にBBQをやるから来てくれないか」と依頼され約1時間半かけて葉山まで来ることに。
残暑が続く8月後半の日曜日。葉山の一色海岸は多くの人でにぎわってます。近くにオシャレなカフェが多く存在するこのエリアはカップルや若い人たちでにぎわう人気スポットらしくて駐車場がえらく高い。
30分で1000円!とか、30分500円とか。しかも週末は上限料金の設定がないという無茶っぷり。今回は、1時間くらいの滞在で船橋に戻って仕事する予定だったのでドラックストアで買い物して駐車場に停めさせてもらう事に。(買い物すると1時間無料にしてくれたので助かった)
梶さんと肉を焼きながら今考えていることなどの情報交換をする。2年前にもお互いの時間がなくって6時から朝のジョギングを一緒にしながらミーティングしたっけな…と思い出す。
※梶さんがシェアしたFACEBOOKの投稿から拝借
2年前には考えてもいなかったほど、彼のビジネスは進んでいる。今やコーヒーのハンドドリップ世界チャンピオンが共同経営者になり、知り合った当時はFACEビルの1階にあるドトールコーヒーショップ船橋駅南口店(この店だけでも当時のドトール全店の中で1フロア面積が最大の店)だけだった。
今やシャポー船橋の出入り口にアルコール入りのコーヒーカクテルも提供する5坪のコーヒースタンド「ラダーコーヒー」と、船橋駅から徒歩6~7分程度の路地裏に焙煎所とコーヒー研究所を兼ねる「フィロコフィア」を持つまでに。
その後、コーヒーを生活の全てのシーンに。と、船橋を飛び出して都内の有名百貨店での催事や地方のスーパーマーケットでのコーヒーショップや売り場提案のコンサルティングなども手掛けている。
その延長線上で、カフェがひしめくこのエリアでものすごい集客力を持っているヘリ―ハンセンプロデュースのビーチハウス「THE SAIL HUS」でのコーヒースタンドコラボによるブランディングという荒業まで。
今や、大手企業と組んで障がい者雇用とコーヒー豆のピッキング、途上国のコーヒー農園指導なども手掛け始めている。さらに、船橋のコーヒー仲間で共同仕入れする事の出来るコーヒー農園の経営や「カフェと居酒屋・BARの隙間時間にコーヒーカクテルを提供しよう」というコーヒーカクテルストリートなる企画まで世界から足元の船橋まで幅広い活躍をしている。
肝心のBBQは、1時間半の滞在だったので焼き役に徹して、暇な時間に女子大生2人組に肉を配り、サラリーマンのイケメン男子2人組にも肉を配り、さらにこの2組を強引にマッチングさせて「昭和の海の家」のようなおせっかいおやじぶりを披露。あっという間に帰路につきました。
今回の件、船橋で成功していたフランチャイズコーヒーショップの経営者だった梶さんは、「地元でコーヒー文化を広めるためのイベントを開催したい」と、3年前に船橋コーヒーフェスティバルを一緒に企画・実施。
地域で目立ったコーヒー専門店やカフェをスカウトしてイベントを行った事で各方面からの注目も集まるようになった。情報発信もSNSを中心にっかりと行っていたことから情報は集まってくるようになった。同時に、世界チャンピオンの粕谷哲さんを共同経営者として迎え入れたことで更に注目が集まり様々なチャンスが集まってきた。
そうしたチャンスを一瞬の躊躇もなく受け続け、自分の枠を広げることに特化してきたこの3年間。気がついたらものすごい速さで進化していたんです。狭い領域でも代表者になっている事でそこに注目する人がいて、引き合いがくる。その潮目の変わり際をとらえたらしっかりと流れに乗るって簡単に言うけど、それってものすごい勇気が要る事なんです。
この先が楽しみな船橋のヒーローの一人です。
駐車場向かう時に、神輿に遭遇。今日はどこかの神社のお祭りだったらしく道路を半分止めての揺すり込みを拝見することが出来ました。地元のNPOで葉山まちづくり協会というところがイベントカレンダー出していました。