こんにちは。
千葉県って、知っているようで、全然知らない部分がまだまだたくさんあるんですよねぇ~
学生時代に免許を取得してから何年も…
それこそ何度も何度も房総半島にやってきていたのに、僕の住んでいる船橋市からは近すぎていつも日帰り…夏に海にやってきても海のそばの民宿やリゾートホテルなどに宿泊して海と宿の往復だけで済ませてしまう事ばかりでした。
いつも、「もう少し房総の人と関わりたいなぁ…」と思いつつも関わり合うきっかけががなくって、ただ往復を繰り返してきたんです。
ここに来るのに2時間から3時間…夏場は渋滞なのでもっとかかります。本当に膨大な時間をかけて往復していたんですよね。でもそれだけ…船橋でタウン誌作ったりしてきたので、人とのかかわりが大切だって知っているはずなのに…房総では人とつながっていないのが嫌だったんですよね。
今回、時間をかけて房総半島をしっかり回るために1週間ほど滞在しながら、房総半島を回り、その記録を写真とブログと動画で残す活動をしてみようと試みています。
今日は、館山駅近くにある「サルビア珈琲」の鈴木さんにご紹介いただいて、館山の夜の盛り場「渚銀座商店街」を訪ねてみました。

知られざる大型繁華街「渚銀座商店街」
実は…館山に繁華街があるの知らなかったんです…
こんな感じの雰囲気の良い盛り場。


この繁華街、ホテルがすぐ近くに数件あって、海も近いことから夏場は近くに宿をとった旅行客が夜な夜な飲み歩いているのかなぁという感じの立地、もちろん駅からも歩いて2~3分程度。
この時期でも、色の黒いサーファーっぽいお兄さんたちがうろうろしているのを見かける。
すでに春休みをとっているのか、もしくは自由業っぽい感じの人なのか…3月27日(土)、緊急事態宣言が明けたので久しぶりに羽を伸ばしている様子です。

スナックやラウンジ、クラブだけでなく、居酒屋も結構あるんですね。
この渚銀座商店街には現在100軒ほどのお店があるそうなのですが、20年ほど前には200軒を超えるお店が営業していたんだとか…さらに、「新町(??)」ってもう一つの繁華街もあって、かなりの賑わいをみせていたんだとか。
今日は、まだ昼を食べていなかったので腹ごしらえを…と、まず居酒屋を探します。




この一角に飲食店が集中しているらしいのだが、どの店も気になるのだけど外から中を見ることができないのでなかなか店に入れない…メニューを掲示しているのと、お店ののぼりや店名を頼りにどんなお店なのか検討を付けて入ってみようと思う。
しかし、これだけの数お店があるとなかなか悩ましい…

館山駅すぐ近く、渚銀座商店街
駅からわずか2~3分のこのあたりに飲食店が100軒ほど軒を連ねている。
スナックやラウンジ、BAR、クラブ、居酒屋などがたくさん並んでいるので結構じっくりと楽しめると思います。
「地魚料理・季節料理味の蔵 ふたご」に行ってみた

色々と物色してみた挙句…
1.「漁師町だから魚を食べたい」
2.「知らない店に入って怖い人に合うのが怖い…」
3.「外から店の中を想像できるところにしよう」
という各種の理由から、「地魚料理ふたご」を選んでみた。
ちなみに、店の前から館山駅が見えるくらい駅前。
いわゆる一等地に近い場所にあるお店だ。
中に入ると、常連さんらしい人たちでにぎわっている…
カウンター席に座って「とりあえず、生ビール」。


しめ鯖があったので注文してみたが様子が違う。
「当店だけのオリジナル塩しめ鯖」って書いてある。確かにオリジナル。
こんな感じで提供されたしめ鯖は初めてでした。
女将さん
「真ん中に巻いてあるのは大根おろし、一緒にポン酢をつけて召し上がってくださいね」
やまけん
「おぉ、これは珍しいですね!うまそうです」
しめ鯖特有の酢の香りに大根おろしのスッキリとした風味が加わってとってもすがすがしい。
普通にしめ鯖好きですが、こういうのもまた良いですねぁ~

色々食べようと思ったけど、串カツがめちゃめちゃボリューム満点。
あとで、スナックで知り合ったMさんに聞いたのですが、ふたごさんっていつも賑わっている地元でも人気のお店らしいです。
2本セットなのですが、豚バラと鶏肉の2セット注文したら結構お腹がいっぱいになりました。
アツアツの揚げたて串カツ、肉もジューシーでおいしかったですよ~
しばし、隣の席の家族連れらしき熟年夫婦と40代くらいの息子さんの会話に耳を傾けながら、(どこのタイミングで話しかけみようかな…)と考える。
「マスターこの酒もらうよ~」としこたま飲んだらしい体格のいいおっさんがこっちの方を向いた。
(いまだ!チャンス!!)
とばかりに…隣のおじさんと目が合った瞬間に最高のスマイルを用意し、ニッコリ話しかけようと試みる…が…
スッ…と目線をそらされる…
(あっ、もしかして…変な意味にとられたのか??違う違うよ、おっさん…僕はただ地元の人と話をしたいだけなんだ…それ以上の意味を持ってニッコリしたわけじゃないんだ…)
ここで、サルビア珈琲の鈴木さんからメッセージ。
「どこかお店紹介しようか??」
願ってもない!このピンチを救ってくれるメッセージに感謝しつつ…
知らない街で知らない飲み屋を探している時の不安といえば…太平洋を独り、コンパスも海図もなく(持っていても読めないけど…)「いかだ」で漂っているような感じから抜け出せる!
と、会計をして店を出る。
再び、渚銀座商店街へ

↑この写真と地図が届いたので、これらのヒントを頼りに100軒以上あるというスナックから店を探してみる…
路地の裏の方とか建物と建物の間にもお店があるのでしっかり確認しないと見落としてしまいそうだ。

僕は個人的になあまりスナックとかラウンジとかに出入りする事はないので、雰囲気だけでお店を判断する事ができない…看板が違うだけでどのお店も似たような感じに見える…
が、お店にはそれぞれのお店の「色」というか、「匂い」というか独特の「雰囲気」があって100軒以上ある渚銀座商店街のそれぞれのお店にも常連さんがついていてしっかり営業を続けているのだという。
一人あたり平均で2~3軒の行きつけを持っているのが館山男子たちの「たしなみ」らしく、「新しい店を開拓したりするのは若い奴らの仕事」ということだそうです。(ROHMで知り合ったMさん談)


しばし彷徨う事数分…
「あっ、あの配色!」
向こうの方の奥に見える看板がなんとなく「ROHM」って書いてある奴に似ているぞ!

やっと見つけた!
お店が多いのでうろうろしているだけでも時間が経つ。
緊急自体宣下が明けたといえ、まだ飲食店は時短営業で21時までの営業。
この時点で20時5分。
1時間飲み放題のセット料金3000円。
いきなり来たお店でボトル入れるのも怪しいのでとりあえずはセット料金に応じておくことに。
ちなみに、大人のたしなみとして…
「ボトル入れる」という行為は「またくるよ~」という大人同士意思表示になるらしく、夜の世界では「あら、うれし~」なんていってママさんがボトルにチュッとするシーンなんかを探偵映画とかでよく見かける。
いつかあ~いうことをさらっとやれる大人になりたいものだ。

なかなの美人がけいえいするラウンジ。
(鈴木さんありがとう!)
感謝しつつ、隣の席のこわもて男性Mさんの様子をうかがう…
少し酒もまわり良いタイミングで話しかけてみる。
船橋に遊びに来たこともあるとのことで話が盛り上がる。
男性3人(僕も含めて)がカンターに座り、女性が2人…
共通の話題で盛り上がって昔の船橋の事…ストリップとかソープとかがある船橋のアンダーグラウンドな話をしつつ今の房総半島、特に館山界隈の飲食店の話などを聞かせてもらいました。
21時になると飲食店は閉店。
ラウンジ「ROHM」を出るとほかの店からも客が排出されていく。
千葉県内の飲食店もきっちりと時短要請に従っているようですよ。
地魚料理・季節料理 味の蔵 ふたご

店名:地魚料理・季節料理 味の蔵 ふたご
住所:千葉県館山市北条2911
TEL:0470-24-5044
営業時間:17時半~22時半(緊急事態宣言、自粛期間は別)
定休日:不明
駐車場:近隣に有料駐車場有
ラウンジROHM

店名:ROHM
住所:千葉県館山市北条2557-8
TEL:不明
営業時間:不明
定休日:不明
駐車場:近隣に有料駐車場有