新型コロナの先にあるもの コラム 株式会社myふなばし 代表取締役 山﨑健太朗
コロナの一時的な収束、経済環境・社会環境はどう変わる?
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が明け、一時的に経済や人の流れが戻ってきました。しかし、巷でも新聞やインターネットを見ても「コロナ以前と比較すると来店客が少ない」「春の歓送迎会シーズンを逃してしまったのでダメージが大きい」など、飲食をはじめとしたサービス業関連経営者の話を聞きます。街中を歩く人たちの9割9分はマスクをします。大手チェーン店ではフェイスシールドで接客する姿も見られます。マスクやフェイスシールドが一般的になるのかどうかはわかりませんが、接客や店舗運営の在り方は変わるでしょう。店はテイクアウトメニューや通販向け商品の開発、会員制度の確立などを通じて複数の方法で収入を上げる方法を模索します。企業経営者は、テレワークや在宅勤務が当たり前となる社会で会社経営と組織の在り方を見直しします。これはなにも船橋の中小企業経営者だけはなく都内の会社も同じこと。都心の一等地に大きなオフィスを構えて満員電車に乗って、みんなが同じ時間に毎日出勤するという長い間の慣例はこのタイミングで大きく見直しを迫られると思います。
新しい社会の到来?実はこれまでにも大きく変化を遂げている?
こうした社会の変化は、コロナを機に大きく変わったように見えますが、10年ほど前の東日本大震災や12年ほど前に起きたリーマンショックを端にした世界金融不安、スマートフォンの発明、もっと昔はパソコンの普及によって10年位のスパンで常変化を遂げてきたのです。私たちの生きている現代社会は過去の延長であると同時に、常に誰も経験したことのない新しい社会だということ。過去の先人たちが、常に最適化しながら新しい社会に適応してきた結果が今・現在であることは間違いありません。
私たちMyFuna編集部では、今・船橋で起きている事を未来に向かって記録しながら、この先の社会の方向性を予測し、船橋市民の為、読者の為になると思えることを準備をするのが存在価値だと認識しています。数年前から準備してきた、「LocalBenefit」という福利厚生サービスは企業だけでなくフリーランス、これから副業を目指す人たちにも使いやすいプラットフォームを目指しています。都心へ働きに行く回数が減る代わりに週末に房総半島で仕事をしながら心も癒す「ワーケーション」を提案しています。