今年の船橋のなし豊水の「みつ症(みつしょう)」って何?

9/15(日)今年の船橋のなし「豊水」に多くあらわれた「みつ症(みつしょう)」って?

果肉の軟質、透明化によって貯蔵性が下がり商品価値が下がる

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こんにちは。船橋市地方卸売市場内で市場カフェという交流スペースとその2階でタウン誌「ふなばし再発見!!マガジンMyFuna」、ネットニュース「まいふなねっと」「船橋経済新聞」「Yahoo!ニュース」などを編集しているやまさきです。

今回は、船橋のなしに今年多く見られた「みつ症(みつしょう)」について書かせていただきます。

みつ症は、豊水なしに多く見られる症例で、梨のもっているシャキシャキした歯応えがなくなり、潤んだような果肉になり透明化し、貯蔵性も下がる事から商品価値が下がり、出荷しづらくなる梨農家を悩ませる大きな問題です。

なぜ起きるのかについて、いろんな研究がなされていますが…

一般には、根の機能低下によるカルシウムの吸収不足が原因とか、保水性が悪くて乾燥する農園で起きるとか言われているようです。冷夏の夏とか豊水の花が満開になってから90~120日に乾燥した年に発生しやすいとかの発生要因もあるようです。

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今年は、「豊水のあたり年(みつ症が多い年)になりそうなんですよね」と7月の初旬に梨農家の若手から相談を受けていたので、

「商品化できなかったものは加工に回せないかな」

と、市内のパティシエ、パン職人、レストランなどに声掛けして回ってジャムやコンポート、ピューレにする準備をしてきました。

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協力者を募るのに苦労しましたが、船橋市場の近くにある「パティスリーリコ」中村オーナーが協力してくれ、レシピの開発を行い、千葉市の作業所「あけぼの園」さんでドライフルーツやジャムの加工に協力してくれる仕組みができそうなので来年以降に向けて一歩進みました。

今年は、豊水の時期に梨ジャム50個くらいを作るのがやっとだったのですが、加工場を確保し生産量を増やせるようになったらもっと多くの「捨てられちゃう梨」をジャムに加工して、多くの人に食べてもらえるようになるのかなと思っています。

農業の変革、サブスクリプションモデル化は可能?

日本の農業って、ここのところの天候不順や異常気象でかなり存続が難しくなっています。若手の生産者も後を継いだけど今までのやり方では継続が難しいと悩んでいる事が多く、これまでとは違った仕組みを作らなければならないタイミングなのかもしれないですね。

例えば、農産物の販売をするだけでなく政府やJAが進めている加工品を作って販売まで一貫して行う「6次産業化」や、農業・漁業の「観光化」。最近流行の「サブスクリプション」モデルにしていくとか…

農業をサブスクリプション化するとしたら…

農業をやめてしまう前にファンド形式で資金を集め、農業体験とか木一本ごとのオーナー制度導入して、農業の成果物(農産物)ではなく体験とか権利にお金を払ってもらう形式が良いのかも知れません。

なんにしても、企業の寿命は30年と言われてきたこれまでの常識に対して、いまは事業の寿命は10年と言われるほど事業衰退のスピードが速いので、農業も漁業も変わらなければならないタイミングなのかもしれません。

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