8/15(木)香取市佐原・小野川沿いの「灯篭流し」と「かとりナイトマーケット」
街並みの保存を活かしたコンセプトで街全体が一体となってイベントを企画
こんにちは、船橋市地方卸売市場内で交流スペース「市場カフェ」を運営し、その2階でタウン誌「ふなばし再発見!!マガジンMyFuna」や、インターネットニュースの「MyFunaねっと」「船橋経済新聞」「Yahoo!ニュース」などの編集を行っているやまさきです。
今回は、歴史的な街並みの保存を行いながら、この街並みに合わせたコンセプトのイベントや街づくりを積極的に行っている香取市佐原地区小野川での灯篭流しと「かとりナイトマーケット」について書かせていただきます。
江戸情緒あふれる佐原地区・小野川では、お盆の時期に合わせて灯篭流しをやってきたそうです。しかし、この地区には夜間営業する飲食店が少ないことから、キッチンカーや屋台での模擬店出店を誘致し、灯篭流しにやってきた人に街での滞留時間を増やし、少しでも消費してもらおうと、昨年初めて「かとりナイトマーケット」を実施しました。
佐原は、平成8年に関東地方で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」に選ばれ、平成28年には、「佐原の山車行事」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことで全国的に注目されるようになった街です。
東日本大震災の時には、小野川が大きな被害を受け、その周辺の街並みや建物も大きな被害を受けました。その復旧に何億円もの予算をかけたそうです。現在は、「NIPPONIA SAWARA」が中心となって街づくりを行っています。
映画やドラマなどのフィルムコミッション、観光事業としての創業支援やゲストハウス「佐原商家町ホテルNIPPONIA」、さわら町屋館「上河岸小公園」などの運営を行っています。
佐原の街づくりに中心となって積極的にかかわる「リストランテ カーザ・アルベラータ」など小野川沿いに古民家の佇まいを活かしたコンテンツがあり、年を追うごとに新しいお店やコンセプトの際立ったカフェなどが増えていきます。
今回のかとりナイトマーケットでも多くの出店があり、たくさんの人が来場。夕方からの出店でしたが、日が暮れてからの混雑ぶりはもの凄い爆発力がありました。来場者も年を追うごとに増えていくのが予想できます。
末っ子の彩響と一緒に出店してきました!