12/14(金)地方でビジネスをする経営者のつながり
地方だからこその強い絆で事業が加速する
こんにちは。船橋市地方卸売市場内で「市場カフェ」という名前のシェアスペース兼、交流スペースを経営、2階の事務所で地方の情報誌とネットニュースを編集している山﨑です。
今日は地方の経営者がどのようにして自分のビジネスを守りながら新しいビジネスを生み出していくのかについて、経営者同士のネットワークを軸に書かせていただきます。
当たり前の事ですが、この時期になると忘年会が多く行われます。
僕も当然のように毎日のように忘年会に参加しています。
ふと気が付いたんですけど、僕の周りにいる経営者ってみんなその道で市を代表する、もしくは業界を代表する一流選手が多いのです。
写真で一緒に写っているのは、TVチャンピオンで優勝したパティシエ、某コーヒーチェーンで全国有数の売上を上げ、さらにハンドドリップの世界チャンピオンと共同で会社を経営するコーヒー業界の風雲児。パンの世界では知る人の多い有名なパン職人。一級建築士として独立して事務所を持っているだけでなく大学で講師も務める男…
地方で経営をしていく以上、どこかの分野で飛び抜けないとなりません。みんなそれぞれの業界で頭一つでてくる武器を持っています。
いや、武器を持っているという言い方が正解なのではなく、地方で勝ち抜くためにとがった部分を磨き続けて突き抜けてしまったという方が正しいのかも知れません。
だから、みんな自分の仕事が大好きだし、自分お仕事に誇りを持っています。ほかの人と常に自分の力量を比べながら、自分の立ち位置がどこにあるのかを敏感に感じながら仕事をしています。
同じように走っているから、当然のように久しぶりに会うと話が弾む。ちょっと気を抜いていると驚くほど速く走っているのでびっくりするくらいに成長している。それをお互いに感じるから気を抜けないし、お互いのことを意識して仕事する。
業界も年齢も違っていてもライバルだと思っているし、置いていかれたくないと感じているので必死で走り続ける。
マラソンでも短距離走でもそうだけど、同じくらいの早さで走るやつと一緒にタイムを計測すると驚くほど自分の力を出し切れる。それを毎日繰り返していると、本当に力が付いてくる。
持久力も心肺機能もそうだ。
僕たち、地方で生計を立てていく経営者は、常にひりつくような緊張感の中で経営をしながら都会でも活躍できる力を持ちつつ、あえて地方で生活し、経営をしているんだ。
同じスピードで走っているから互いのことをよく知っている。知っているから、そいつに自分のビジネスの弱い部分を任せることができる。同じ目線で地域や国のことを考えているからコラボでの事業を考える事ができる。
時々、自分のビジネスの領域を守ろうと人を排除したがるやつがいるけど、本当に自分の力に自信を持っていたら人を排除する必要なんてない。
地方の経営者が会社を伸ばしている時は、自分の技術や知識に自信を持っている。だから、人を排除するのではなく、自分の力にするために巻き込んでできるビジネスを考える。今の船橋がこれだけ加速している感じがするのは経営者同士の連携がうまくいっているからだと感じる。