12/1(日)学校教育と社会に出てからの勉強
主要5教科って、今考えると面白い
こんにちは、船橋市場の中で市場カフェとこれをベースにキッチンカーでの移動販売、カフェの2階で船橋市のタウン誌「ふなばし再発見!!マガジンMyFuna」、ネットニュース「MyFunaねっと」「船橋経済新聞」を編集する山﨑です。
今日、子どもたちと一緒に取材に回っている時、「国語と算数は重要、理科と社会はそんなに勉強しなくても良い」って子どもたちが言うんですね。
「あれでも、大人になると、国語も算数も理科も社会も仕事の中でつかうなぁ~」って思いませんか?あんまり立ち止まって考えたことがなかったけど。
僕の仕事、タウン誌を編集する仕事は、何を使うだろう?
「パパの仕事は、地域のことを取材するから社会だね」と次男。
「でも、文章書くよ」と僕。
「そっか、じゃあ国語もだね」
「あと、経営者だから印刷にいくら払って、給料をいくら払って、会社に入ってくるお金(売上)がいくらだから足りるなぁとか足りないなぁとか考えるよ」と僕。
「そっか、算数も使うんだね」と、娘も納得。
理科の科目はあんまり使わないかも知れないけど、それなりに主要5科目の内容を使うらしい。
ちなみに、5科目って「国語」「算数」「理科」「社会」「英語」らしいのだけど、たまに英語話す人を取材することもあるなぁ…
じゃ、コンビニのバイトは?
人と話すのに国語と英語。算数はしなくってもレジや発注の機会が代用してくれる。「理科」とか「社会」は?あっ、何時になったら腐っちゃうとかそういう商品管理は会社で仕組み化されている。「社会」は、使うかな?たぶん使わないな。
つまり、システマチックになっている仕事であればあるほどマニュアルとかがしっかりしていて、誰がやっても必要な科目が少なくなるのかも知れない。
じゃ、パン屋さんは?
発酵は正に「理科」。原価の計算に「算数(数学)」、経営者だったらますます「算数」が必要。「国語」は?POP書いたり、商品の説明文章とか書くかな?「社会」は?お店の周辺の商店会の事とか、昔っからのパン屋さんの歴史、小麦流通のこと、輸入している小麦粉だったらその原材料がどこの国からやってくるのか?
その国と日本との国際交流や社会情勢も関係するかも。そもそも、北海道の小麦粉使っていますって言われても、北海道がどこにあるのか知らなかったらダメだから「社会」も必要なのか…
外国人が買い物に来たら「英語」くらいは使えると良いかもね。
なるほど、なるほど。
仕事が複雑になればなるほど、基礎の学力って求められるし、複数の科目を網羅できるようにならないと仕事にならないんだな。
経営者だって、広く社会情勢に興味を持っていないと会社経営できないし、身を守れない。健康でいなければならないと考えると、「保健体育(体育も含む)」の知識も重要だ。
つまり、「主要5教科を勉強する」ってのは最低限度の知識共有であって、基礎の学力を持って専門分野に進んでいくのが学校教育なんだな。子どもの頃に、「勉強しなさい!」って言われるだけで、「なんのために必要なのか?」というところはあんまり言われてこなかった気がする。
子どもたちだって、無駄な事(子どもたちにとって無駄だと思える事)はやりたくないだろうな。