市場カフェでシェアキッチンを実現させてみようと考え、ちょっと動いてみました。
こんにちは。船橋市内でタウン誌「ふなばし再発見!!マガジンMyFuna」の編集発行と、インターネットニュースMyFuna、船橋経済新聞を発行している山﨑(やまさき)です。
僕が編集とは別に経営している「市場カフェ」で最近、国が推奨しているシェアリングエコノミーを実現させてみようと、「シェアキッチン」を考える説明会を10月24日に実施してみました。
「シェアリングエコノミー」って、あまり馴染みがない人もいると思うのですが、要するに新しいものをどんどん作っていくよりも、今あるものを有効に活用しながら活かしていきましょうって感じの発想です。
既存の考え方だとどうしても「所有」したがります。「せっかく、所有しているのだから寝かせているだけではなくみんなで一緒に使ってみようよ」という考え方に発想を転換しないとシェアリングエコノミーって難しいんですけどね。
ちなみに、最近なにかと話題にあがる「Uber eats」、タイムズの「カーシェアリング」、民泊を探せる「Airbnb」なんかもこのシェアリングエコノミーの領域にあるビジネスなんです。
「Uber eats」の米国親会社「Uber」は自動車の配車アプリを使って、登録している近くの運転者がタクシーの代わりに足になってくれるサービスを提供。海外では当たり前のサービス裸子のですが、日本国内ではいまのところ「白タク」という違法行為になっちゃいます。
シェアリングエコノミーって、日本には古来からある「みんなで分けて使う」ことなので、この国にとっては当たり前の文化なのに今の法律の下では使いづらいんですよね。
で、市場カフェの「シェアキッチン」。
多くの人に使ってもらいたいけど、借金して作ってしまったこのカフェを赤字で貸し出すわけにいかないので頭を使います。今回の説明会の中で自分の考えを伝えて、1日のレンタル料を2人~4人くらいでシェアして使っていただくのを提案してみました。
例えば、チャイを作るのが好きなAさんと、ベーグルを焼くのが好きなBさん、お料理教室を主宰しているCさんが一緒になってカフェを運営してもらって、僕らは場所代を頂き、各出店者の方々は売り上げをそのまま持っていくという形。
出店者にとっては、借金して店を持たなくてもいいとか、毎日店を出し続けなきゃいけないとかの苦労から解放される一方で、僕たちには場所代としてお金が入ってくるのと、人件費という固定費をかけなくて済むようになります。また、せっかく作った店を遊ばせておかなくてもよくなります。
やはり毎日固定費をかけて運営していても集客には波があります。しかし、出店者たちが各々で集客に力を注ぎ、市場カフェとしてはイベント的な発信で目新しさを出しながら集客に特化することができるというのは、得意分野に特化するので仕事の効率が良いのです。
ということで、11月10日、市場カフェとしては初開催となるシェアキッチンが行われます。出店するのは、チャイを研究しているカワチさん。