船橋に特化した情報発信サービス「MyFuna」を始めた理由。

10/15(月)船橋に特化した情報発信サービスMyFunaを始めた理由

1506商業界

僕は、船橋市内で10年以上に及ぶタウン誌の発行をする会社、株式会社myふなばしの代表でもあります。

この会社は、船橋市内の医師会、商工会議所、法人会、ロータリークラブなどの方々に出資してもらい(僕も出資者の一人です)9人の株主、940万円の資本金で設立した会社です。

設立の趣旨は、「船橋をPRする会社を作ろう」というものでした。元々、求人広告の営業マンとして日々地回りの営業をしていたのですが、サラリーマン時代って今よりも本当にお金がなくって…

だからこそ、安く飲める店とか、安く食べられる定食屋とか、お金かけなくても快適に過ごせる公園とか、そういう地域にある草の根の情報を誰よりもたくさん持っていると思っていたんです。

そんなとき、TVか何かで「タクシー運転手に聞く、おすすめのお店」みたいな情報番組を見たんです。「自分の営業エリアだったら、タクシー運転手よりも地回りの営業の方が詳しいよ」って思ったんですよね。

独立して、自分の営業エリアをもっともっと深く耕すようになって、さらに情報が入ってくるようになったら「いつかタウン誌を作ってみたいな」と考えるように。

実際に株式会社フィットを設立して、求人広告の代理店事業が軌道に乗ってきたところでタウン誌を作るための会社「myふなばし」の設立を考えました。いろいろ試算してみたら手持ちの資金だけだと「500万円以上足りないぞ」という事になって、出資を募ることを考えたんです。

9人の株式で組織されている株式会社myふなばしを設立したことで、地元の有識者の間では僕に出資してくださった方々が後見人のような役割を果たしてくれ、地域の中で人と会いやすくなりました。

取材を通じて多くの人と接することができ、地域の課題が見えるようになりました。初年度は500万円の赤字…でも、500万円では得られないようない経験と、人脈を得ることができました。

地域の活性化はお金ではなく、地域課題を解決し続けていく仕事。人の相談に乗り続ける事。取材と発信を続けることでこうしたものを事業化しようという取り組み。

はっきり言って赤字続きが予測されるこの事業を何故続けるのかって、それは、myふなばしを設立する時に出資者の一人から言われた言葉「金を追うな。人の困っていることを追い続けて、人の為に働きなさい。それでどうしても赤字になるのだったら1億でも2億でも、きみの為に用意しよう」。

この言葉を聞いて、発奮しないわけがありません。「男として生まれたからには、何が何でも形にしてみせる」って思いだけで資金繰りや事業化に向けた様々なアイディアをひねり出してきました。

こうした活動が珍しいという事でこれまでの10年間で多くの新聞や雑誌、ラジオやTVなど各種の媒体に取り上げて頂きました。

 


コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中