9/1(土)八街市のやちまたふくしフェスタにキッチンカーで出店
市場カフェとウォームハートコーヒー初のコラボ出店
八街の街づくり仲間から「山﨑さんキッチンカー最近やっているでしょう??僕らのイベントにも出店してみませんか?」って声かけて頂いたのが縁で、今や馴染み深くなった八街に来ることに。
そもそもが、一昨年の晩秋に八街の商工会議所青年部メンバーから「地域の情報発信」というテーマでの講演を頼まれた事がきっかけで色んな町を見てみたいと思うようになったんですよね。
ちょうど、その時期に市場カフェを作っていたり、人間関係がうまくいかないなぁと悩んでいたりで自己否定感が強かったんです。そんな時に、自分のことを必要としてくれて、声をかけてくれたのが八街の人たちだったんです。前を向くきっかけ、目線を高く持ってみたら視野が開けたきっかけが八街だったんです。
そこから程なくして、キッチンカービジネスに係わるようになって、国内の色んな地域を見ながらそれぞれの街で活躍する人に会って話を聞き、自分の街(船橋)と比べてみてどんな違いがあるのか、人が集まる場所にはどんな特徴があるのか、人が集まらないイベントって何が足りないんだろう??って検証していくようになったんだよなぁ~って思い出します。
今回は、そういう意味での恩返しもあったので「何かしら役に立てたらなぁ」というくらいの気持ちでの出店でした。今回は地元を感じられるものを出品してほしいという依頼を頂いていたので「船橋のなし・豊水」を使った「船橋のなしクレープ」。
普段のクレープ生地に、船橋が誇る洋菓子職人菓子工房アントレ髙木康裕さんが船橋のなしで作ってくれた「豊水」のコンポート(ジャムの元になるもの)をフルーツソースの代わりにかけ、
クレープ巻きをした後に梨ジャムと船橋市場の山下商店で仕入れた「こんぺいとう」を彩と食感変化の為にトッピング、仕上げに長時間シロップに付け込んで移動販売にも耐えるようにした生梨の豊水を添えた市場カフェオリジナルのクレープです。
あと、今回は僕の市場カフェスタッフではなく、今度移動販売車を購入して2号店の展開を考えているウォームハートコーヒーの井相田奈美子さんをパートナーにして出店でした。
奈美子さんとは、船橋珈琲フェスティバルの立ち上げ時に、ドトールコーヒーの梶さん(いまは、ラダーコーヒーとかフィロコフィアのですけどね)とかと一緒に実行委員会を組織した仲。普段は、奈美ちゃんと呼ぶほど気軽に色んな頼みごとをしています。
彼女の経営する船橋日大前駅近くのウォームハートコーヒーは船橋市内のカフェでも有数のおしゃれカフェ。奈美ちゃんは、UCCの開催するラテアートの大会で、国内トップクラスの成績と実績を持つスーパーバリスタでもあり、ケーキ屋さんで本格的に修行したパティシエでもあります。
福祉のイベントということでいらっしゃる方々がみんな福祉関係者と子ども達。クレープも「船橋の梨だってぇ~」「あ~そういえばふなっしーって最近どうしているのかしらね~」なんて気さくに話しかけてくて。もちろん、たくさんの人に船橋のなしを味わってもらえました。
売り上げ自体も結構良かったし、イベントの内容もとっても楽しそうだった。(実際は、クレープ焼いたり販売したりするのが精いっぱいでほとんど見て回る事も出来ず…)
個人的にはブラスバンドの演奏とか、桜林高校の少林寺拳法とかかなり興味があったんですけど、見に行く時間がとれなかったほどバタバタでした。
移動販売の仕事で良い所は、地方のイベントに行くとその地域で活躍している経営者やボランティアの人たちに数多く会えます。その方々のモチベーションをもらったり、考え方を聞いて勉強したり、一緒に地域課題に取り組んだりすることができるのが凄く好きです。
僕が今考えている地方活性化の方法として、「主婦と高齢者というどの地域にもある地域資源を活かして、その地域の情報発信する仕組み作り」があります。こうしたイベントに積極的に参加している主婦や高齢者(っていっても60代くらいの人たち)の方って、同じ地域のイベントに複数回出店しているとどこかで出会えるんですよね。
どこかの農家さんのお嫁さんだったり、娘さんだったり、定年した後のサラリーマンの方だったり。みんなの隙間時間を使ってもらって自分の好きな街を、多くの人に知ってもらえるきっかけつくりをしていきます。
やちまたふくしフェスタの後は、かねてから行きたかった「ちばクラフト青空ビアガーデン」に参加してから帰りたいと考えています。